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あぁ大雨の九フンは・・・・・・(--〆)
2012.12/08 (Sat)
みなさま、今日の京都。なんと私が住む地域は、午前中にみぞれが降りました

全国的に真冬並みの寒さです。
さて、台湾続きです。

大雨と強風に加えて、急な階段からは滝のように雨水が流れてきて、必死で階段を上ります。

マルシアの言う「3分ダケ、階段」は間違い

この場所にたどり着くまで、相当長い階段・・・・悪天候だったからそう感じただけかもしれませんが

本来なら、絶好の撮影ポイントなのでしょうが、とにかく寒くて寒くて・・・・


マルシアの先導でみんなそそくさと、夕食場所の店内に入ります。
見知らぬ人とこんな円卓で台湾料理をとりわけながらの食事・・・・・

これ、得意な人っていないでしょ?しかも、円卓は常に同じ方向になぜか回される・・・・つまり私の左から右回りのため、いつも私はみなさんの食べ残しが回ってくる

見た瞬間から食欲は失せ、もうすっかりここで食事することをあきらめました。
ダンナさまならきっと、この円卓の回転を都合よく自分優位にしてしまうことでしょうし、無理やりにでも、私のお皿に料理を盛りつけてくれたことでしょう。
ホントにいつもどれほど守られているか骨身にしみるヘタレ隊長お気楽妻

でも、同行者のためならば私もがんばれるんです。お母ちゃんも

お食事後は自由散策ですが、足元も悪いのでお母ちゃんはちょっと先のお茶屋さんへ移動させて無料の試飲などさせておくことにしました。

ここなら暖かいし、日本語堪能な店員さんもいるし、話し相手になってくれるしね


ワンコちゃん、お母ちゃんがうろうろしないかよく見張っててちょうだいね


さて、お母ちゃんを残してお気楽妻は撮影です!
(このために来たんだからね~)
本来ならここから、素晴らしい九フンの夜景が一望できるはずでしたが、この大雨でカメラに納めるとこんな感じに真っ暗



九フンは犬が多い街でした。どこの店にも自由に出入りしていて、みんなで飼ってるみたいな感じ。


雨粒が写りこんでオーブみたいです!



ここが、千と千尋の神隠しのモデルになった「阿妹茶楼」
3階建の、台湾で茶芸館と言われるウーロン茶やお菓子などを出す喫茶店のようなもの。
この3階で宮崎駿さんがあのアニメの構想を練ったのかしら?


九フンと言えば「オカリナ」
宮崎アニメの挿入歌なんかをお店の人が演奏してるのをTVで見た事があります。
もし、雨じゃなくてこのライトアップされた雰囲気で「いつも何度でも」というあの曲を演奏されたりしたら即買ってしまうんじゃないか・・・・・と、心配してましたが




まるで雪が降ってるかのように大粒の雨が写りこんでいますが、強風に耐えながら傘を支えてコンデジが濡れないかとビクビクしながらざざっとポイントだけ写真を撮りました。
みなさんと一緒に下へ降りると、時間がかかってしまうし、お母ちゃんが焦ってもしコケたら大変なので、マルシアに先に下へ降りてコンビニで待ってますからと伝え、お先に階段を下り始めることにしました。
コンビニのおじさんはいい人で、日本語は通じませんでしたが身振りで「ここで座らせてください」とお願いしたら、快く「OK!」って。
台湾のコンビニも大抵イスがあり、トイレもあるしとってもよく利用させてもらいました。
ずっと雨だったので、お母ちゃんを休憩させるのにも便利だし、飲み物だけ買って座っててもイヤな顔されずに助かりました

こういうのは、日本も見習わなければなりませんね

さて、明日はこの後(そうです、まだ行くんです)行った夜市をご紹介します

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隊長大ピンチ!オプションツアーに行けるのか?
2012.12/07 (Fri)
ホテルにチェックインして30分後。私達はオプションツアーの「夜の九フン観光」ツアーのお迎えをロビーで待っていました。
ハードスケジュールですが、ツアーに付いてる九フン観光が昼間だったので、どうしてもライトアップされた九フンが見たいとの希望で一人¥4000を追加して申し込みました。
ところが台北は大雨

九フンは階段が300段もあるし、お母ちゃんもいるし止めといたほうがいいのかも・・・・
思案しましたが
「せっかく来たのに!うちは行きたい!杖も持って来たんや!お金かて返してくれへんのやろ?
それなら行こう!もったいないやん!大丈夫やって!」
お母ちゃんはテンションMAXで

隊長お気楽妻、ピンチです!
ダンナさまならこんな時、どうするかなぁ・・・・・ここであきらめたら、お母ちゃんは自分が年寄りだと自信をなくすだろうなぁ・・・・・。
もう来れないかもしれないし、よし!行くか!
「お母ちゃん、そしたら絶対無理せえへんと約束してな!明日はもし、しんどかったらホテルで休むんやで!」
「ふん!わかった!大丈夫や!」
迎えに来たのはHISのガイドではなく、地元のツアー会社「ナルワントツアー」のマルシアをもっっと気を強くしたような女性ガイド林 宝園さん。

オプショナルとはいえ、ツアーはいつも団体で大型2階建バスでの移動となります。
現地でのツアーはすべて、この「ナルワントツアー」が引き受けているらしく、この後も帰国までずっとこの会社のガイドが日替わりで現れました。
台湾のガイドは、女性が大半です。

台北市内から高速道路で約1時間。
九フンに到着です。

大雨・強風で台風のような天候の中、バスはこの階段下にあるコンビニと警察署の脇に停められ、そこから階段を上がっていきます。
マルシアは顔に似合わず優しくて
「オカアサン、ダイジョウブ?」と何度も気遣ってくれます。
「3分ダケ、ガマンして階段アガッテクダサイ!ソコデ、ゴハン食ベルダカラ。」
階段は大雨で滝のように水が流れ、手すりもなく急で、お母ちゃんが滑らないいかと支えながらずいぶん皆さんと遅れを取りながら進んでいきます。
「なんで観光地やのに、手すりがないのん?!台湾もまだまだやなっ!」
と怒りのパワーを原動力にして、杖を頼りに階段を上っていくのでした

長くなりました。
この続きはまた明日

思ったより地の利もよくて清潔なホテル
2012.12/06 (Thu)
台湾ネタに戻りますね
お安いツアーなので、ホテルはエコノミークラスで、出発直前にしかどこに泊まるのかわからない・・・・・というしくみでした。
もっとお安く行くなら、エアーすら、直前までどこのだかわからないなんてのもあります。
でも、それはいくらなんでも、学生じゃあるまいし無理

と、いうわけでエアーは午前に日本発・帰国便は午後指定にして、日程の都合でキャセイパシフィックになりました。
ホテルは、旅行会社の方は老人連れだしぜひデラックスクラスをと勧めてくれましたが、予算的にもちょっともったいない気がしたので、ひとり¥4000だけ上乗せしてスタンダードクラスのホテル指定にしました。

今年の9月にオープンしたばかりの「グリーン・ワールド・ソンジャン」
台湾風に漢字で書くと「洛碁 松江大飯店」です。
ところが、ここが出来たばかりだったために口コミなどがほとんど無くて、ちょっと困りました。
なにしろ、事前リサーチ好きなタイプなもので・・・・

ぐるぐるネットで探してたら、4トラベルで旅行記を見つけ、そう悪くないということを知り、ほっとしていました。

いわゆるビジネスホテルですが、さすが出来たばかりでピカピカ!

フロントは日本語が通じる人が必ずいてくれます。
デポジットも必要ありませんでした。

フロントでカードキーを受け取って自分でお部屋まで荷物も持って行きます。
まぁ、ビジネスホテルだから、これはしょうがない

バリ島で甘やかされてますからねぇ、私

(でも、やっぱりバリって天国ですわ)
角部屋のファミリー・ルームで、シングルベッドが3つ。
よかったよぉ~!最悪、お母ちゃんとダブルベッドに寝ることも覚悟してましたから


こちらのホテル、7階建で122室あるんですが、各階の角部屋は窓の無い作りになってます。
実際には、小さい空気抜きのような窓はあるんですが景観はゼロ

ツアーで出歩くんだしこれでも全然OKですけどね!
テレビは薄型でNHKも見れました。後は小さなテーブルとイスがふたつ。
まぁ、新しくて清潔だし悪くないです。

バスルームも毎日、ピカピカに掃除してくれました。

バスタブも大きくて、これはバリにもあるような感じで

シャワーブースも別にあって、これはとってもうれしいです!
あまり期待してなかったんですが、ガラス張りのシャワーブースにテンション上がるお母ちゃん

初めてみたんだね・・・・・バリでは普通なんだよ・・・・


アメニティはハブラシとボディジェルとシャンプー。
タオルはバスタオルとハンドタオルが一人1枚ずつ。交換は意思表示しとけばしてくれました。
ただ、鏡がここにしかないので、女子旅(


台湾ではWCペーパーの紙質が水に溶けにくいものらしく、一般的にWCに流さないでくれと、どこに行っても書いてあります。
こちらのホテルもただし書きが日本語でありましたが、私は日本からWCペーパーをひと巻き持参して普通に流してました。
古い建物だと、配管自体が細くて詰まりやすいという理由もあるようなのでどこででもオススメはできないですが、新しいホテルだと大丈夫だと思います。
空港や免税店などでは普通に流せます。
中身が空っぽの、小さな冷蔵庫もあるし、湯沸かしポットとカップ、毎日お水のボトルも一人1本置いてくれます。
3泊しましたが、深夜に団体でチェックインしてきて、ドアを開けっぱなしにして隣室と大声でおしゃべりする大陸の国の方々には閉口しましたが、ホテル自体には何の不満もありませんでした。
気になる喫煙事情ですが、ホテル室内は禁煙です。
玄関脇に灰皿が設置されているので、そこで吸えました。
案外、街中にも灰皿があるし、地元の人も結構道端で吸ってたし、女性の喫煙も多かったです。
それでも、大陸の方々は平気でホテル室内で喫煙してるようで、廊下がタバコ臭いことも多かったです

マナー違反はよくないですよね・・・・・

ついに出発となりました
2012.12/03 (Mon)
みなさまこんばんわ。京都ネタも残しつつ、ぼちぼち台湾ネタも始めますね!
バリに行くまでに終われるかなぁ~・・・・・いやいや、本当はもう、頭の中はバリばっかりなんですが(^^ゞ

さてさて、11月26日月曜日。
空港までの迎えの車は午前5時50分。
この日は大雨

台湾の天気を気にしつつ、関空に到着です。
お母ちゃんは寒がりなので、昨年のお誕生日プレゼントにリクエストされて買わされた、ユニクロのダウンを着こんでます

この色、指定でしたが白髪になかなかよく似合います!

いつもの「プロント」でお茶を飲みながら、搭乗を待ちます。
表情がお見せできなくて残念ですが、これからの旅に夢いっぱいの顔をしてます


が、私はひとり、この大雨でデイレイにならないか・・・・・心配しながら何度も電光掲示板を見に行ってました。
はぁ~、この辺りからもうすでにいつものダンナさまがいる旅とは違う・・・・隊長お気楽妻、しっかりせねば!

なんとか定刻に離陸はしたものの、揺れる揺れる

飲み物のサービスもできないらしくて、機内ではこの機内食のみのサービスでした

エアーはキャセイパシフィック。CAは男性も2~3人いました。
それにしても、この機内食って・・・・・・なんだかそっけないでしょ?
ハンバーグの味は悪くはなかったけど、デザートがキットカットだけなんて


こちらは、お母ちゃんの「お魚」
ご飯に茹で卵の黄身が混ぜてあって、あんまり美味しくなかったんだそうです。
それでも、ちゃっかり赤ワインなんて飲んでます

もちろん、私もスーパードライをいただきました!

3時間弱のフライトですから、あっと言う間に到着です。
台北の「桃園国際空港」(街外れにあるのだ)

まずは、一服~

あの世のお父ちゃんよ、ついにこの娘は、母を連れてこの異国の地に降り立ちましたぞよ

めいっぱい楽しんでもらえるようにがんばるからね!
てなことを思いながら・・・・・

思えば、母がガンに侵されてから、もう5年近くになります。
当初は別れをも覚悟したほどでしたが、2度の大手術も乗り越え、復活してくれた母なのです。
片方の乳房と片方の肺の一部をなくしましたが、生きてることがそのことだけが、なんと尊いことなのでしょう。
生きる・・・・・困難な時もありますが、生きましょうみなさん!
あの頃は、母と海外旅行ができる日がくるなんて考えられなかった。
生きてれば、いろんなことが有ります。いいことも悪いことも。でも、大体は最終的に帳尻があうようにできてるんではないかなぁ~って感じましたねぇ~

あの時に流した涙のぶん、いっぱいイッパイ笑える旅にしなくちゃ!

可愛いガイさんのお迎えで、大型の2階建て観光バスに乗り込みます。

こちらでは、こういうカラフルで2階建てバスがスタンダードのようです。


内装もゴールドで、ゴージャス~


で、早くホテルに行きたいのに、お約束の免税店に連れていかれます

もちろん、な~んにも興味ないので、隣りのコンビニなんかを偵察です。

台湾も雨でした。

写真がボケててすいませんが、なんだか日本人に似た顔立ちの人ばかり!
しかも、この人はうちのお母ちゃんに白髪加減と言い、よく似てましたわぁ~

帰り道
2012.11/29 (Thu)
帰国しました(^-^)/帰りの乗り合いタクシーの車中です。
皆さん居眠りしてるのに、めっちゃ元気でお目々ぱっちりのお母ちゃん(ーー;)
恐るべしパワー^^;
