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どきどきゲストハウス体験記その②
2012.10/30 (Tue)

チチャにおびえつつそれでもいつの間にか熟睡して朝になりました。



早朝からお供えをする姿は本当に美しい


一日目の朝食はお庭のテーブルで食べることにしました。
お部屋には電話なんてものがありませんから、朝食時間になって適当に下りていくと姿を見つけたスタッフが「アサゴハン?」と聞いてくれます

日本人ゲストの多い宿ですが、実は日本語を話すスタッフは私が滞在中はコマン君ひとりだけでした。それでも、みんな必要な単語だけは覚えていて、その場の空気を察して話しかけてきてくれます。若いスタッフばかりですが、本当に働き者で優しい子たちばかり!

朝食担当の女の子は多分まだ10代だと思われましたが、笑顔で写真付きのメニューを見せてくれます。

フルーツも、努力してなんとか可愛く切ってくれてるのがわかります


コーヒーは、コピですがポットにたっぷり入っていて3杯ぶんくらいは裕にあります。

トマト・レタス・卵のサンドイッチとサンバル&ソーストマッ。
美味しい!じゅうぶんすぎる朝ご飯です!

ダンナさまはオムレツをオーダーしたんです(写真メニューも見ずに)。
すいませんね・・・ダンナさま。
私、あなたにバリのロスメンでいうところのオムレツがどういう形態なのかということをお伝えするのを忘れておりましたわ

これには二人で大爆笑

でもね、マーガリンもジャムもちゃんと小皿に入れてあって、どこかの高級ヴィラなんかスーパーマーケットで売ってるパッケージそのまんまで出すところもあるというのに、なんという心使いなんでしょう


2日目はお部屋のテラスへ運んでもらいました。3階まで運んで来てくれてありがとう、感謝です。
念願(大げさか)のジャッフル、中身もわがままオーダーOKです。
私は「チーズと卵」を入れてもらいました。
うまし


ダンナさまは、昨日の失敗に懲りて「スクランブル・エッグ」を頼んだんですが、玉ねぎが大量にインされてて予想外だったようで、またまた大爆笑

「ええやん!玉ねぎは血液サラサラになるねんよ!ヘルシーやんか!」
もう笑い転げながらの朝食でした


大爆笑と言えば、ここはモンキーフォレストに近いので、朝はおサルに遭遇する率高いです。
お庭で朝食を食べていて、なんだか気配を感じました。

こんなに近くで野生のおサルを見るのは初めて



昨夜のチチャパラダイスと言い、おサルと言い、「ワイルドだろ~」って大爆笑です

テラスに食べ物とか置きっぱなしにしてたら、おサルに食べられちゃうかもしれないですね


ドキドキの初ゲストハウスでしたが、思いのほか快適で、ユルさに惚れちゃいました

ある日、夜中にコンビニに行こうとロビーへ下りていったんですね。
表のドアなんていつも開けっぱなしだろうと思ってたら、きっちり閉まってるんです。
あ、セキュリテイも安心だね~と思ったら・・・・・
鍵がかかってるわけではなくて、内側から太い木の棒でつっかえがしてあるんです

木の棒ですよ!木の棒!!
日本昔話しじゃあるまいに

またまた大爆笑なのでした

それでも働いてる子たちはみんなホントに親切だし、びっくり体験もすべて爆笑になってしまう不思議な魅力があるお宿でした。
ランドリーに洗濯物を取りに走ってくれたのも、ここのスタッフでした。
帰りに、飲みきれなかったビールやウイスキイをあげたらホントうれしそうにかわりばんこにお礼を言いに来てくれました。
大型ホテルにはないあったかい触れ合いがここにはありました。

チェックアウトの日、バリの正装をしてシドゥメンに向かう私達を、フタッフみんなで見送ってくれました。
実はダンナさまの着付けをしてくれたのも、ここのスタッフたちです。
みんな集まって、「違う!そのやり方は今はかっこよくないんだ!」「いや!こっちのやりかたの方がかっこいいんだってば!」と、今流行りの若者風に着つけてくれたそうです

そして、お礼にとチップを渡すのですが、遠慮してなかなか受け取らなかったそうです

私、今までホテルに泊まってお掃除やベットメイキングされてても当たり前くらいにしか思ってなくて、こんなに感謝の気持ちでスタッフと接したことがありませんでした。
私達の快適な滞在は、たしかにこの若いスタッフたちの働きによってもたらされているのだと改めて痛感しました。
これからもバリでいろんなところに滞在すると思いますが、この時の体験は今後の考えを大きく変えるきっかけになったと思います。
改装や値上げはありますが、いつかまた滞在してみたいな。
その時は、夜ロビーでコマン君のギターで「アンジェラ・アキ」や「キロロ」を歌おうっと

