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チャナン・サリ
2013.11/24 (Sun)
お気楽妻です
お天気にも恵まれ、あたたかい週末でしたね

京都市内も紅葉を見る人や観光の人であちこち賑わってましたよ。
狭い京都の道も渋滞でした(汗)
移動に時間がかかるので、こういう時期の京都市民はお出かけを控える人が多いんですよ。
そういう私も、自宅周辺でうろうろしてました(笑)
さて、今日はバリ島でお祈りの時に使われるお供え「チャナン」のお話しです。
このブログで何度も書いてますが、サヌールのシンドゥ市場。
そこの朝市でチャナンを売るketut。
雨が降ったり止んだりのある雨季の朝、ビーチの朝日が見られなくて市場のketutに愚痴をこばしに行った日。
ketutは忙しく手を動かしながらチャナンを作っていました。

土台のお皿部分は若い椰子の葉です。
底にバナナの葉っぱを敷いて、「ポロサン」を入れます。
ポロサンとは、「これがなければ中身がない」というチャナンの真髄とでもいいましょうか?
なんだか茶色くてひからびた(失礼
チャナンには必ず入れなければならない大切なものなんだそうです。

チャナンにはいろんな種類があって、行事ごとや地域ごとに中身や形が変ります。
ketutは茶色い粉のようなものやバナナを小さくナイフで切って入れてました。


このチャナン、各家庭で毎日手作りされてるそうですが、今は特に都会ではketutのような売り子さんから買う家庭も増えたそうです。
なにしろ、お祈りは毎日だしお供えする場所もひとつじゃないんです!
大きなおうちでは何十個もお供えするんですからその労力は大変なものなんですね。
動画は私の悪声入りになってしまいまいたが、軽くスルーしてご覧ください(恥)

お花は最低4種類(と言ってたと思う)。

お花の上に乗せる緑色のものはパンダンという植物の葉っぱを刻んだものです。
チャナンの形はこの四角いものの他にもお花のような形や、バナナの葉をくるっと巻いたようなもの、桶のような形でタマゴが乗ってるものなど本当にさまざま。

ketutは作りながら商売します。
材料のお花がなくなると、ketutは市場のお店からお花を出前させてました。
市場ではチャナン用に花を売る店があるんですね。
一般家庭でも庭の花で間に合わない時は市場で買うようです。

毎日、暗いうちから働くketut。

時にはketutのイタズラ心で私が接客。
「値段はRP5,000だよ(¥50)」
「うん!わかったよ!」
なんて言いながら、いくつか売れましたよ!


こうして毎日、バリのお祈りを支えているketut。
そんなketutから、ブロ友のレガーニャさん経由でプレゼントが届きました!
日本でも日常の買い物に愛用している、バリのご婦人用達のカゴバッグ!
優しいketutのあったかい気持ちをいっぱい感じて幸せな気持ちのわたしです
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