旅先で相棒が体調不良になった時の男と女の対応について
2016.11/13 (Sun)
お気楽妻です
さてタイトルの件ですが、いつもお気楽な私たちでも1度だけですが体調不良に見舞われたことがありました。

ある日の深夜、突然の腹痛で夫婦互いにトイレに駆け込んだことがありました。
それは1度だけでしたが、朝になり私の具合が急速に悪くなりものすごい寒気が襲ってきたんです。
南国バリ島ですから掛け布団なんてペラッペラ!
そんなんじゃ震えが止まらず、ダンナさまにお願いしてフロントで毛布と体温計を借りてきてもらいました。

日本から持参した解熱鎮痛剤を飲んで死んだように眠ると夕方には熱も下がり他に風邪のような症状もないのでそのまま様子をみることにしたんですが夕方になっても食欲が全くありません。
一方元気いっぱいなダンナさまはお腹ペコペコの様子。
そそくさとナイトマーケットへ出かけていきました。

で、帰ってきた彼が撮ってきた写真がこちら。
ね、カラフルな色づけされたやどかりを売る屋台・・・・て、なんでやねん!
それなんで写真撮る必要ありますのん?
せめて体調不良とか食欲不振に効くジャムー屋さんとかならわかるんだけどねぇ。

あ、このご夫婦の店はいつも通ってるサテカンビン屋さんだ!

で、ダンナさまがブンクスしてきたのがこちら。
ん?あなたグレ(ヤギのスープ)もブンクスしてきたの?
バリ島ではヤギを食べると元気が出ると言われています。
せめてスープだけでも私に食べさせようと思ってくれたもよう。
でもね、このホテルにはキッチン付いてないからさ食器なんてないよ、ビニール袋入りのスープ、どうやって飲む?

はい解決!
ウブドで大活躍したビンタンスーパーで¥30くらいで買った謎の蓋つきカップにつぎわけて本日のディナーが整いました。

サテカンビン・・・・食う。

スプーンもないからナシゴレンもこのようにむさぼり食う。

それでも足りずにチタト(バリ島で美味しいと思うポテトチップス)も食う。

そんな元気だったダンナさまですが、その深夜から時間差での高熱!
しかも翌日お昼には帰国のため(この時はエアアジアでマレーシア乗り継ぎ利用)空港へ向かわなければならない!
これ、かなりヤバイ!
というのも、空港では検疫のためにセンサーが設置されていて、高熱がある場合にはセンサーで検知され別室でいろいろめんどくさいことが待ち受けているのであります。
もしマレーシアで検知されてしまうと、後続の乗り継ぎ便に間に合わない事態も起こりうるわけです。
日本に帰れない!エアアジアのチケット買いなおしになるかもしれない!
仕方ない・・・病院行くか・・・・でも、本人が猛然と拒否る!
バリの友人に子供用の解熱剤を写真付きで教えてもらい万が一に備える。
あのね、バリ島って日本とは薬事法が違うのでかなり効果が強い薬が販売されています。
日本人のやわな身体にはきつすぎることもあるので、容量の半分か子供用から試したほうが無難なんですよ。
とりあえず日本から持ち込んだ残りわずかな解熱剤を飲ませて様子をみることにする。

で、コンビニでコレを買って来る。

これは「ラルタン」という飲み物で、コンビニにもどこにでも安価で売ってまして、バリに人は「パナスダラム」身体が熱っぽいだるい時に飲むといいとされているジュースみたいな飲みやすい飲み物です。

で、私は何をしていたかと言いますと、このロングステイの最後を飾るサヌールの朝日を見にトコトコとひとりで早朝のビーチへ行っておりました(^^)
え?冷たい?
いいえ!元気であればきっとダンナさまも見たかったであろう朝日、毎日雨でろくに見てなかったから最後の朝日を代理で見てきてあげたんです!
市場のイブたちにも別れの挨拶をしに行って、慣れ親しんだその辺の道もぐるっとひとりで回って別れをかみしめてきました。
このように、女って生き物は前に進もうとするものなんだなぁ~って思います。
トラブルがあってもとりあえず前に進むためにどうすればいいかを考える生き物なんだと。
え?それはお気楽妻だけでしょうって?
そうかなぁ?そうなの?
でも、とりあえすダンナさまの熱も下がって無事に日本に帰ってきたのであります(笑)
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