闘うみなみちゃん
2019.04/19 (Fri)
お気楽妻です
術後しばらくは尿道カテーテルが入ったままでほぼ寝たきりなので、自宅から片道1時間半の道のりを毎日病院に通っていました。
足が腫れて用意していたズボンや下着が窮屈になってしまい、無理に着替えさせられるととても痛いというので、急遽大きいものを持って行ったりと想定外の出来事ってあるもんですねぇ。

術後4日目の4月15日、病院のベッドの上でひっそりとお誕生日を祝いました。
あまり病院食がすすまず残しがちですが、私が持参したこのケーキはぺろっと食べてくれてよかったです(^^)

手術をした足は、外側に向かないようにこのように砂袋で固定されています。
股関節の可動域は90度までなので車椅子に乗ることは出来るのですが、手術をした足に体重をかけてはいけないので看護師の介助が必要です。
そんな状態なのですが最近の医療現場では早期離床が原則なので、昨日、尿道カテーテルが外され車椅子でトイレに行くことになりました。
つどつどナースコールで看護師を呼び出してトイレに行くのはストレスだろうと思いますがいつまでも寝たきりになってるワケにもいかないですしね。
ところが看護体制が酷くてですね、一応担当看護師はいるんですが交代勤務なので日々色々な看護師がその日の担当としてやって来るんです。それはまぁ、どこの病院でもそうだから構わないんですが、ある日の看護師がいきなり、「悪いのは右足ですよねぇ。無理のない程度に動かしてねぇ。」と言ったものだから、みなみちゃんのスイッチが入りました‼️
「私の患部は左足です!カルテ読んでないんですか?術後の行動指示が一番大切じゃないんですか?患部の把握もしてないあなたに動かせと言われて鵜呑みにできるわけないでしょう!可動域の制限があるんですよ!せっかく6時間以上もの手術に耐えたのに台無しになったらどうするんですか!今すぐ医師に確認を取ってください!そうでなければ私はあなたの言うとおりにできません!」
ってね、当然のことだと思います。仮にも今日1日だけの担当看護師だとしてもせめてこの患者はどこが悪くてどんな手術をして今どこまで動けて何をしたらいけないか、最低でも理解して看護に当たる必要があると思いませんか?
私もその看護師に会って少し話しをしましたが、もう何を言ってもただ怖がってしまってどうしてそんな理解になってしまったのかそういう話しもできない状態で、ただ誤ってビクビクするだけでこちらのご機嫌まで取る始末・・・・。
その後私は帰宅したのですが、夕方になって担当看護師と病棟担当医がやって来て、2人ともヘラヘラ笑いながら
「まぁね、そんな神経質にならなくてもいいですからね。足は動かそうとおもってもまだどうせ動かせないんだから。動かせるものなら動かしたらいいけどね、動かせないんだから神経質になりすぎないように!」
って言われたそうなんです。
あまりにも思いやりのない医師の言葉だと思いませんか?主治医ではなく、ただの病棟担当医なんですよ!
気持ちの収まらないみなみちゃんは、その夜、夜勤だった担当看護師と話しをしました。
「術後に2週間は左足に体重をかけずに股関節も90度までしか曲げられないと聞いていたのに、その後来る看護師によって指示がバラバラで何を信じたらいいのか不安だから確認取ってと言ったら神経質なクレーマー扱いされて心外です。不安になって確認を取ってくれと言っただけで神経質といわれるなんて!整形外科では術後に何をしていいか悪いかを患者自身がしっかり認識できるまで説明する義務が病院にはあると思います。それを怠ってバラバラな指示をするなんて有り得ない!」
担当看護師は謝罪してカルテのわかりやすいところに行動制限の事を記入しますと言いました。
は?それ、今ですか?最初にそれをしてればこんな問題起きなかったんじゃないんですか?
言いたいことはたくさんあったけど、ひとまず「では今後は看護師間の情報共有をしっかりしてください」ということでその夜は終わりにしました。
ところが翌日、教授回診があり、その時にまた病棟医師が「神経質にならないように」と言ったものだからまたまたみなみちゃんのスイッチが入りました。
看護師長にお部屋まで来てもらってこの件を詳しく説明し、今後2度と「神経質」という言葉を使わないでほしいとお願いしました。
「医師も人間だし忙しかったり機嫌の悪い日もあるだろうから、ある程度の事は仕方ないしがまんもするけど、一番信頼するべき医師に確認取っただけで神経質やらワガママやら言われたら、今後言いたいことや聞きたいことがあっても言えなくなる。お互い人間同士なのでもう少し言葉を選んで話してほしい。
痺れや痛みのある状態で歳の近い看護師さんに下の世話やシャワー浴介助してもらうだけでも凄いストレスなので、自分で解決出来ないストレスを与えるのはやめて欲しい。」
ここまではっきり言う患者ってあまりいないんじゃないかなぁ。でも言いたいことははっきり言わなければ何にも始まらないし誤解の元だということは2ヶ月外国で生活してきた時に身に染みてるのでね。
マジメな性格なのできちんと制限を守って早く良くなりたいと患者としては優秀だと私は思いますけどね。
見た目がふんわりした雰囲気なのでここまではっきり言うとは相手もびっくりしたでしょうね笑
日本人ってまぁいいか・・・・仕方ないか・・・・ってガマンしてしまうことが多いのではっきり言うと悪目立ちするというか・・・。
こちらは「やっても良いことの指示があれば自分の出来る範囲でちゃんと動くので、バラバラな指示をやめてもらって不安をなくしたい」と言ってるだけなんです。
まさか大学病院レベルでこんなことを言わなければならないとは思ってもいませんでしたよ・・・とほほ。
とりあえず、看護師長さんにも担当看護師にもきちんとこちらの言い分を伝え、相手も理解して謝罪して改善してくれると言う事なので今後に期待したいと思います。
今までのみなみちゃんなら、布団をかぶって悔し泣きしか出来なかったと思いますが、本当に海外に2ヶ月住んで大きく成長してるなぁ~と感心しました笑
スポンサーサイト

Re: タイトルなし
すくなひこなさんへ
コメントありがとうございます。
100歳まで長生きされたお祖母様、信頼できる方にお世話して頂けてお幸せでしたね。
ご冥福をお祈りいたします。
「出る杭は打たれる」私の住む京都という土地がまさにその通りの土地柄で、関東人のダンナさまも苦労しております笑
言いたい事を言わずに不安を抱えたままではこの先長い入院生活がストレスになりますもんね。
海外に行ったら何でもOK OK言ってたらエライ目にあいますから笑
でもきっと病院では「すっごくハッキリ言う人」と認識されてるでしょう。
看護師も医師も殺人的に忙しいのでしょうが、言った者勝ちで言えない人が我慢する図式はよくないですよね^ ^- Comment by: お気楽妻
| 2019- 04-20 |