芸能人も訪れる車折神社
2011.11/12 (Sat)
嵐電「車折神社」駅の目の前。「車折」と書いて「くるまざき」と読みます。
電車で来た人はこちらの参道から。
三条通りからバスなどでおいでの方はこちらの参道からどうぞ。
境内奥には無料の駐車場もあります。
こちらの末社に「芸能神社」がありおおくの芸能人が訪れることでも知られています。
ここには「天宇受売命」(あまのうずめのみこと)がお祀りされています。
その昔、「天照大御神」(あまてらすのおおみかみ)が岩戸に隠れてこの世が真っ暗になったお話し、聞いたことありますでしょう?
その時に天照大御神を岩戸から出てきてもらうために舞いを舞ったのがこの天宇受売命なのです。
天宇受売命の舞いにつられてめでたく天照大御神は岩戸からでてきたので、この世に光が戻ったとされています。そのことを讃えてここに天宇受売命がお祀りされているのです。
舞いの名手だったことから「芸事」全般の神様としてひろく芸能人もお参りに訪れる・・・というわけなんですねぇ!
この赤い板(?)一枚¥8500です。有効期間は2年間。
一人の神主さんが書いておられるので、設置までに2カ月ほどかかるようです。
これ、わかりますか?
たぶん、「嵐」の櫻井翔君と相葉雅紀君がいっしょにお参りに来たんだと思うんですが、すごいミックスのしかたですよね!嵐に新メンバーが入ったのかと思いました
代理でのお参りは基本ダメらしいので、芸能人本人が必ず訪れています。
運がよければ有名人に会えるかも
映画村も近いので期待できるかもですよ!
芸能神社ばかりが有名になってしまいましたが、本殿では平安時代後期に実在した儒学者の
「清原頼業公」をお祀りしてます。この清原さんが桜がお好きだったので当時は「桜の宮」と呼ばれていたそうなんですが、後嵯峨天皇が嵐山に遊行した際に社前で牛車の轅(ながえ)が折れ動かなくなったそうで、神社に気付かず通りすぎようとした非礼を詫びた後嵯峨天皇は門前右側の石を「車折石」とし、「正一位車折大明神」の神号を送られたことから「車折神社」と呼ばれるようになったのでございます。
ここ車折神社は「約束を違えられないこと」つまり「約束が守られること」に御利益があるといわれ、たとえば商売をするうえで発生した契約を守ることでお店が繁盛したり、恋愛や結婚でも誓いを守ることで良縁成就や夫婦円満の御利益があると言われております。
こちらでは石に対する信仰が厚く神主がお祓いをした石の入ったお守り「祈念神石」は願を叶えるパワーストーンとして知られています。
本殿脇にはこの祈念神石により願いごとがかなったお礼としてたくさんの石が納められています。
この「清めの社」は悪運浄化のパワースポット。
まずここで心身浄化をしてから社務所で祈念神石を授かり、その石を持って本殿で強く願いを念じます。そしてその石を持ち帰りめでたく願いが叶ったら、うちの近くの川でも山でもいいので石をひとつ拾ってきてその石にお礼の言葉を書いて、祈念神石と共に神社へ奉納するんです。
詳しいお参りの仕方が書かれていますよ。
境内には2月下旬ころから咲く「河津桜」も植えられていて、秋には紅葉・春には桜も楽しめます。
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